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機能的で美しさを得る矯正治療

歯はなんのために存在するの?

お口の機能は?歯の機能は?

と質問すると大抵の専門家は、咀嚼運動、嚥下運動に始まり呼吸や発音など出てくる。

そして一般の人も同様になぜだか、お口の機能について質問するとほとんどの確率で一番目にくるのは、「噛む」こと。


なのになぜか!

お口の機能を維持するための予防策は、口腔内が清潔であることがラインキング堂々の1位。さらに多くの人が求めることは、見た目が綺麗であること。この流れがスタンダードである理由は、不衛生になると虫歯や歯周病になり歯を失うことになり、歯がないと最終的に噛めないことになるからだろう。


いやいや待って。

予防のための計画を立てるために真っ先に「全部の歯を使って噛めているかどうか」「さまざまな食材を食べることができているかどうか」という点に着目しないのだろうか?

まず、虫歯がないかどうか、歯肉の状態はどうかに始り、それらを予防するために徹底的にクリーニングは行う。しかし、患者さんは噛めているの?果たして、自信を持って噛むことができているのかな?味わえているのかな?

隠れた消化不良、栄養の吸収がスムーズでないなんてことはない?


全身の健康を支えることも目標にするのであれば、「噛む」機能が正常に行われているかどうかが最重要ポイントではないだろうか。


歯科の専門家しっかりと食材を生かした食べ物を丁寧に噛んで、唾液の自浄作用が働くとお口の中は汚れにくくなり、綺麗になる。


成長期にこの習慣を獲得すれば、美しく機能的な歯並びの土台は育まれる。



衝撃なことに、歯並びは、誰がどう見ても綺麗なのに、「噛めない」「噛めていない」という人は実はたくさんいる。逆にとても個性的な歯並びなのに、一つも被せ物がないなんていう高齢者もいる。その差は果たして何なのか。


機能面よりも美しさ、いわゆる見た目を最優先にした結果だろうか。


虫歯や歯周病にならないためのクリーニングメンテナンスを一生懸命行ってきたのにも関わらず、噛めていない。実は、便秘である。それを体質で片付けて欲しくないと思える出来事があった。


「噛める」ことで体の調子がみるみる変わった人を見てきた臨床35年以上の院長のもとで修行して、そんな衝撃を今なお受けている。


歯科医として「噛む」機能面を追求した先に患者さんの習慣に大きな要因があったことを知る。


口腔機能の全ては、歯だけあっても成立しない。

食べる、飲み込む、話す、呼吸、表情を作る。

どれも歯がなくてはならない。でも、歯だけあっても機能しない。​​



 

「診査・診断」から始まる。

口腔機能の育成、維持、回復、安定を目標に中心位と習慣的顎位を見抜く。

どのような治療法にも顎位をみることの大切さを学ぶ。


誰かの手技手法を否定、批判することは望むところではなく、患者さんのより良い状態を目指して今後も努力し続ける院長のもとで私も研鑽を積んでいきたいと思います。


歯科医師、歯科衛生士、歯科医療従事者の方、一緒に勉強しませんか✨

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