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歯育×体育×食育シリーズ ①

【育み期】妊婦期〜青年期

食べることや運動することは、歯の成長、お口の成長の土台となります。

その土台を形成するためには、妊婦期から成人期において様々な経験を通して「育み」ます。

【見直し期】成人期〜高齢期

歩くまでの道のりで
食べる力を育てる

歩行までの過程は、体幹を養う大切な時期です。離乳食を食べる力を育てるためには、「歯が生える」だけではなく、食べ物を口の中で転がす舌の動き、のどへ運ぶ、そして飲み込みがスムーズに行えることです。これらの動きをスムーズに行うためには、体幹がふらつかない姿勢を獲得するこの時期が基礎となります。

吸う力から始まる食べる力

​赤ちゃんの舌は、下あごの動きと合わせて蝶動様運動で舌背面がうねるようにさがり、軟口蓋との間に陰圧が生じて乳汁を飲んでいます。この吸引は、口腔機能のトレーニングになり乳児の成長過程に大切です。

五感への刺激で育む意欲

食事は心と体の両方の栄養です。離乳期は、感覚機能と運動機能の協調性を育みます。「見て」、「触って」、「味わって」、噛む能力を獲得、栄養の補給、味覚の形成を得るための重要な過程です。食事に集中できる環境ですか?

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下あごは様々な外力を受けながら発育

​下あごの成長発育には、遺伝だけでなく、口腔環境によって成長発育の個人差がみられ、体の成長と同様に自律的ではなく、前方、下方へ引っ張られる形で成長します。そして、下顎の成長は身長の伸びと関連しています。「食欲が増してきた!」「身長が伸びてきた!」そんな時こそ、噛み味わう素材の味をふんだんに与え、お口育てを行ってください。よく噛んで、よく話して、表情豊かに、顔の機能を最大限使うことが下あごの発育には必要です。

口腔機能にも”経験”が必要

親の演出

​親の演出がはじまります。見て真似て、噛むリズム、歯磨きなどまずは、身近な大人から「当たり前」とする習慣を作り、楽しんで取り組むようにします。親が心地よいと思える姿は、子供たちの「やりたい!」を育てます。

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家族でできる”演出”が育てる”選ぶ力”

2018年出版。患者さんに日々お伝えしていることを

章毎にわけて、わかりやすくまとめまた冊子です。

歯や体の不調に悩みを抱えている方にも読んでいただけます!

急がばまわれグッドエイジングへの道
​〜デンタルケアから〜

口・歯に対する知識を得て、歯科医院へのかかり方を見直してみませんか。生きている限り私たちは歯を使い続けます。

歯も道具の一つ、どのように扱い、守っていくか。​​歯とお口のケアは、綺麗にすることだけではなかった・・・!

お求めの際は、「お問い合わせ」よりお願い致します。

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