top of page

口腔周囲筋の体操、トレーニング

顎やくちは、咀嚼、発音、嚥下、呼吸、審美、姿勢維持に関わる機能を持っており、その機能を発揮するために舌の働きが欠かせない。舌は、頬、口唇、首、顎、頭についている約70種類の筋肉と繋がっている。

小出馨先生



口腔と姿勢の関係には、何が介在している?

オーラルフレイル予防で注目されている「舌の位置」。この舌の位置は、口腔と姿勢の関係だけでなく、肌のトラブル、鼻疾患、顔のむくみなどの美容など多方面で注目されている。

舌が本来あるべき位置にないとどんなことが起こるのか?

姿勢をキープしたくてもなかなかできない 奥歯に頼った咀嚼(噛む)になる 唇を閉じることができない 口呼吸になる など様々…


舌の位置は、歯並びや噛み合わせとの関係性が強いだけでなく、喘息・アレルギー・喉の粘膜の抵抗力、虫歯や歯周病の頻発要因、口腔周囲筋の緩み、硬直、免疫機能の働きとの関係がある。

この流れは、全ての世代に起こる可能があり、詰め物や被せ物など治療中心の歯科治療を繰り返し、下顎の位置がその都度の習慣的な位置での修復されるため気が付くと下顎位の偏位が起きているからである。



舌骨の位置の変化の影響が下顎の位置に深く関わる筋肉として胸骨舌骨筋とオトガイ舌筋がある。
舌骨は骨格の影響を受けるだけでなく、図に示すような様々な方向に力を受けて居場所を変えたり、機能が変化する。そのため影響力は大きい。

舌骨から紐解く顎機能の謎 丸茂義二のファイナルアンサー,著 日本歯科大学名誉教授 丸茂義二,デンタルダイヤモンド社,2022




舌の位置は、【育み期】成長の過程で培われたいのは山々だが、そうでない人もたくさんいる。そこで口腔周囲筋のたいそやトレーニングが行われるわけである。

舌の可動域を上げてるための体操を取り組む?

多岐にわたる分野と関係している「舌」刺激しないわけにはいかない。あらゆる体操をはじめてみたが実は、筋肉だけでは限界があることも知ってほしい。上下の歯を機能させるための柔らかい組織が機能し始めると硬い組織である歯をその筋肉に合わせて形態を整える必要がある。


偏位した下顎位で、下顎位を見直す機会なく治療を繰り返すと1歯1歯は、あべこべに修復されている。歯科治療の本来の目的は、口腔機能の回復、維持、安定であるはずが、たった1歯を修復したことにより噛めなくなることがある。咀嚼、発音、嚥下、呼吸、他機能が正常に行えるようにするはずが・・・。


一方で、たった1歯が口腔全体を乱す状況があれば抜歯することで全体で噛めるようになることもある。

いずれも歯牙基準から顎関節基準による介入で、患者さんの筋肉の変化、患者さんの「感じ」を観察してもらう協力を重ねながら機能の維持安定を獲得していく。


噛める口を意識しながら、口腔周囲の筋肉を刺激する

2017年当院 院長のセミナースライドより


口腔周囲の様々な体操やトレーニングを取り入れる際には、それに付随する顎関節に無理をかけないようにしたい。そして筋肉への刺激で目覚めた時には、舌の位置と下顎の位置は必ず変化する。



ニュートラルな舌位、下顎位での歯科治療は、とてもシンプルで副産物としての患者さんからの変化を伺うと、ますます口腔と体の関係は奥深く、日々発見がある。




 

「診査・診断」から始まる。

口腔機能の育成、維持、回復、安定を目標に中心位と習慣的顎位を見抜く。

どのような治療法にも顎位をみることの大切さを学ぶ。


誰かの手技手法を否定、批判することは望むところではなく、患者さんのより良い状態を目指して今後も努力し続ける院長のもとで私も研鑽を積んでいきたいと思います。


歯科医師、歯科衛生士、歯科医療従事者の方、一緒に勉強しませんか✨


Comments


bottom of page